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「痛いところ」だけが原因じゃない!? 体のつながりを大切にする手当

こんにちは、My・訪問鍼灸マッサージセンターです。

よく患者さんから、
「ここが痛いんです。ここを揉んでください!」
と言われることがあります。

 

もちろん、痛いところをほぐすことも大切です。

 

でも実は、痛みの“本当の原因”は別の場所にあることが多いんです。

たとえばこんなケースがあります。

肩が痛いのに、実は原因は腰のゆがみだった

膝がつらいのに、本当は足首の動きが悪かった

腕が重だるいけれど、手の指が固くなっていた

これは、体が「全身でつながっている」からなんです。

 

姿勢のくずれや、いつも同じ動きのくせなどが、時間をかけて別の場所に負担をかけていきます。

その結果、「痛い」と感じるのは、最終的に無理が掛かってしまった部分。

でも、そこをマッサージしても、根本の原因が残っていれば、またすぐに痛みがぶり返してしまいます。


だから私は、痛みが出ている部分だけでなく、体全体のバランスや動き方を見て、原因を探し出すことを大切にしています。

「え?なんで腰を押してるのに肩が軽くなるの?」
「さっきと同じ動きなのに、痛くなくなった!」

こんなふうに、不思議に思われる方もいらっしゃいます。でもそれは、体が正しく整ってきた証拠です。

「長年の痛みだから、もう治らない」とあきらめていませんか?
体の声を聞いて、ゆっくり丁寧に整えていけば、まだまだ楽に過ごせる可能性はあります。

つらい痛みがなかなか取れないときは、原因が別のところにあるサインかもしれません。
まずは、やさしく体を見ていくことから始めましょう。
お気軽にご相談ください。